筋肉

筋トレを実践されている方の中でもなかなか筋肉がつかないということで悩まれている方も多いと思います。そのような方が誤解されているのは「タンパク質と炭水化物だけをとっていれば筋肉はつく」という考えです。筋トレなどで筋肉をつけるには亜鉛が必ず必要であることを忘れないでください。一般成人の男性の身体には約2.5gの亜鉛がありますが、筋トレを実践する方にはさらに多くの亜鉛を摂取して身体の中に補充する必要があります。

この亜鉛が筋トレに及ぼす効果を次に掲げますので参考にしてください。




スポンサーリンク

亜鉛が筋トレに及ぼす効果

1.テストステロンを増加させる

男性は中学生の頃から筋肉がつきはじめて力強くなってきます。この成長期には男性ホルモンであるテストステロンが分泌されます。テストステロンは我々の身体を男性的にさせるホルモンであり、女性においても筋肉をつけるにはテストステロンが必要です。このテストステロンを産生する際にはタンパク質を筋肉に変える働きをもつミネラルの一種である亜鉛が不可欠です。すなはち、テストステロンの分泌が多い方は身体の中の亜鉛の量が多いということになります。

2.成長ホルモンの分泌を促進する

筋肉をつけるにはテストステロンだけでは不十分であり、成長ホルモンがなければ筋肉を増強することはできません。この成長ホルモンの分泌を促進させるのが亜鉛の存在です。一般的に成長ホルモンは睡眠中に分泌されますが、亜鉛はこの睡眠中の成長ホルモンの分泌を活発にさせる働きがあります。

3.筋肉の分解を抑制する

亜鉛不足の方に筋肉がつきにくい理由はテストステロン・成長ホルモンが不足しているというだけではありません。実は、筋肉はストレスによって糖に分解されるという作用があり、亜鉛不足の方でストレスを抱えている方は筋肉を増強しようとしても分解されて筋肉がつきにくいということが起こります。人間はストレスを受けるとコルチゾールと呼ばれる副腎皮質ホルモンを分泌して、このコルチゾールが筋肉を分解します。しかし、亜鉛にはこのコルチゾールの働きを抑制する作用があるため、亜鉛の摂取によって、筋肉の分解を抑えて筋肉の増強を行えることになります。

4.良質な睡眠をとれる

睡眠が筋肉の成長に欠かせないことは前述しましたが、テストステロンの産生不足は睡眠時間不足が最大の原因であることがワシントン大学の研究で報告されています。
良質な睡眠をとるには自律神経のバランスが大切であり、この自律神経によって睡眠はコントロールされています。亜鉛には眠りに入るときに働く副交感神経と朝の目覚めのときに働く交感神経のバランスを整えて睡眠のリズムを正常化する働きがあります。亜鉛をしっかりと摂取することにより、亜鉛不足による睡眠障害によって筋肉の成長を妨げることを防ぐことができます。

亜鉛には様々な筋トレに及ぼす効果があることがわかりましたが、亜鉛には身体の中に蓄積しておくことができずに、汗とともに身体の外へ排出されてしまいます。このため、我々は常に食事・サプリメントなどで補給しなければなりません。亜鉛を多く含む食材としては牛肉・鶏肉・豚肉・ゴマ・わかめ・昆布・卵・シジミ・ブロッコリー・レバーなどがあげられますので積極的に摂取することが大切です。ただし、食品からの亜鉛の吸収率は上げるためにはなるべく緑黄色野菜・フルーツなどのビタミンCと一緒に摂取することが大切です。



スポンサーリンク